アーク溶接
数ある溶接方法の中でもアーク放電と呼ばれる現象を利用した手法のこと。溶接する部材と電極であるトーチを接触させて、両者に電流を流した後、部材とトーチを離して2つの間にアーク放電現象を発生させます。アーク放電は数千度から数万度という高温となり、この発生する熱で溶接を行ないます。前述の性質上、鉄鋼やアルミニウムなど金属のように伝導体である必要があります。また、機械化できない作業は手溶接。スピードが必要な場合は半自動溶接と目的ごとに選択します。アーク溶接は、我々の生活に欠かせない自動車や鉄道、航空機のみならず様々な建築物などにも使用されています。
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