【事務のお仕事】わかりやすい、ライターのお仕事解説!

2019.09.30掲載
事務のお仕事関連

【あなたにもできる!ライターの仕事って?稼げる仕事?】

雑誌や書籍、Webなどへ掲載する文章を書いて収入を得る人のことを「ライター」と言います。スマートフォンが普及し、いつでも欲しい情報を調べることが可能になった今、ユーザーの情報への需要が高まり、その文章を書くライターの仕事も増えています。今回はそのライターの「仕事の内容」「収入」「仕事の取り方」について分かりやすく解説していきたいと思います。

【ライターの仕事内容】

ライターの専門性は成果物で計られます。肩書は自称となるため仕事の種類に明確な線引きはありませんが、ざっくりとどんな種類の仕事があるのかみていきましょう。

・ルポライター

自ら現地に出向き取材を行い、主に社会的事件などを記事としてまとめる仕事です。文章力に加え、鋭い洞察力や広い視野が要求されます。

・コピーライター

広告文や、商品のキャッチコピーを考えて書く仕事です。商品がより売れるような、読者や消費者の目を引く文章を書くことが要求され、センスも必要です。また、マーケティングにも精通していることが望まれます。

・テクニカルライター

主に、コンピューターなどの電子機器の取り扱い説明書や、技術者向けの手順書などを執筆する仕事です。専門的知識が必要とされます。また、難しい説明や専門用語でも、誰が読んでも分かるように文章を作成する能力も求められます。

・シナリオライター

ドラマや映画、ゲームやアニメなどのシナリオ(脚本)を、書く仕事です。近年は、スマホゲームでのシナリオの仕事も増えています。自分の頭の中に思い浮かべている映像を、誰にでも伝わるように文章として分かりやすく書き起こしていく表現力が必要です。

・Webライター

雑誌や新聞など紙の媒体ではなく、Webサイト上の文章を書く仕事です。企業のWebサイトへ載せる記事や、まとめサイトの記事、SNSやブログの代筆まで仕事は数多くあります。検索エンジンやSNSからの集客を意識した記事を作成するSEOライティングのスキルが必要です。

・専門ライター

グルメや旅行、医療・健康・美容など、特定の分野を専門とし、新聞や雑誌、web上に掲載する記事を執筆する仕事です。ファッションやスポーツなど、そのジャンルは多岐に渡ります。

【ライターの収入】

ライターの収入は、企業で働く社員またはアルバイトと、フリーランスとして働く人とで異なります。企業へ務めるライターは、基本給やボーナスがありますが、フリーランスのライターは案件ごとに報酬を受け取ります。企業に務めるライター(正社員)の平均年収を例として下記に記します。

・テクニカルライター:563万円

(▶︎参照:マイナビ転職  2019年度版 職種別モデル年収平均ランキング

一方、フリーランスのライターの年収平均ですが、フリーランスという広義の調査結果では平均186万円です。
(▶参照:Lancers フリーランス実態調査 2018年度版
実力や経験、また記事のボリュームや内容によりライターの報酬単価は異なります。文字単価での仕事も多く、文字単価の平均は0.4円程度になっており、どれだけ案件をこなすかで収入も違ってきます。
 

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【ライターになるには?】

ライターになるために特別な資格は必要ありません。企業へ就職する場合は、企業の求める学歴やスキルが必要です。フリーランスとして働く場合は、特に学歴も関係ありません。しかし、ルポライターやコピーライター、テクニカルライターなど、スキルの求められるライター業で稼ぐようになるには、企業で経験を詰み、有能なライターの元で見習いとしてスキルを身につける必要があります。比較的間口が広く、未経験でも仕事をすることが可能なwebライターも、経験を積み、スキルアップしていくことで、仕事も増えていきます。副業や、主婦の在宅ワークとしてライターの仕事をする人も増えています。スキマ時間を活用し、記事を執筆して報酬を得ることができます。会社員の場合、就業規則で副業可能であれば、ライターの仕事で副収入を得ることが可能です。Webライターであれば、パソコンがなくてもスマホで記事を書くことが可能です。今すぐに始めることができます。

【ライターの仕事はどうやって探す?】

・求人サイトや転職サイトを利用する

求人サイト等で、ライターの募集を探し、出版社や広告代理店、一般企業など求人を出している企業に就職します。新卒採用、経験者の中途採用の募集は多く見受けられますが、未経験者の中途採用の募集は極めて少ないです。未経験で企業への就職を目指す場合は次で紹介するクラウドソーシングサイト等で、実績を作ってから応募をした方が、経験者として評価され、制作したコピーの出来次第で採用率は高くなります。

・クラウドソーシングサイトに登録する

クラウドソーシングサイトとは、仕事をしたい人と、依頼したい人を仲介するサイトのことです。単発のライティングなど、未経験でもできる仕事が数多くあるので、ライティングの経験がない場合はクラウドソーシングサイトからスタートするのがおすすめです。

・自ら売り込む

ある程度実績を積んだら企業のサイトやオウンドメディアなどを運営する企業などへ、自分を売り込んでみてもいいでしょう。会社相手に個人が仕事をするのは大変ハードルが高いですが、余計な仲介が入らないため報酬から手数料が引かれることがなくなります。

・ブログを作成して発信する

ブログを開設し、記事を地道に書いて人気を博すことでクライアントの目にとまり、直接依頼がくることもあります。ブログを作成し、お問い合わせフォームなどを作っておきましょう。なかなか依頼がこなくとも、日々記事を書き続けることはスキルアップにも繋がります。

【まとめ】

ライターの仕事は、特別な資格がなくても始められる仕事ですが、生計を立てられる程稼ぐためには、豊富な知識やスキルと、実績・経験が必要です。誰でも始められますが、ガッツリ稼ぐようになるためには、相当な努力と継続力が必要です。文章を書くことが好きでライターという仕事に興味がある方は、トライできる仕事をどんどん探してみましょう。
 

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