【デザインのお仕事】わかりやすい、CADオペレーターのお仕事解説!

2019.09.30掲載
デザインのお仕事関連

[CADオペレーター]とは!?

・仕事内容やお給料まで徹底解剖!

パソコン関係の仕事で最近、耳にするのが [CADオペレーター]という仕事です。ものづくり業界では必須となり需要が高まっています、求人でもよく見かけるようになりました。仕事としても将来性が期待されています。しかし、実際はどのような仕事なのか、お給料事情や必要な資格はあるのかなど、まだまだ知らない部分もあると思います。今回は[CADオペレーター]という仕事について徹底解剖していきます。

[CADオペレーター]の仕事内容

CAD(Computer Aided Design)と呼ばれる設計支援ツールを使い、設計士が作成した図面などをパソコン上に作成する仕事です。設計者というよりは、設計図作成ツールであるCADの操作を専門的におこなう仕事です。一級建築士などが考えた建築図案をCADでパソコン上に起こし、実際に図面データとして制作します。CADのソフトもさまざまな種類があり、それぞれに対応していく必要があります。[CADオペレーター]が多く働いている業界は建築設計関係が多く、次に機械関係や自動車関係となっています。

[CADオペレーター]の仕事の流れ

[CADオペレーター]は一級建築士の右腕となり、一級建築士が表現したいことをパソコンで図面データとして実現するのが主な仕事です。一級建築士から「壁の位置をずらしたい」などの依頼が入り、図面データを操作して修正をします。このようにクライアント(お客様)の要望や一級建築士の依頼に合わせて修正とチェックを重ね、図面データを完成まで導きます。

・生かせる経験や必要な資格

意外かもしれませんが[CADオペレーター]には必要な資格が特にありません。未経験関係なく、誰でも目指すことができます。CADの操作経験があるに越したことはないですが、もし操作経験がなかったとしても心配はいりません。また、どうしても不安があり、スキルの証明をしておきたいという場合は、CAD利用技術検定や建築CAD検定などの試験があります。そういった試験に合格して自信をつけるとともに、スキルアップも図っていくとよいかもしれません。また、資格を持っていると雇用条件に有利に働く会社も存在します。

[CADオペレーター]に向いている方は?

・地道な作業をコツコツと続けられる方

[CADオペレーター]は図面が完成するまで修正が多い仕事です。何時間もパソコンに向かって修正作業を続けるということがよくあります。諦めず地道に続けられる方は向いていると思います。

・正確さとスピード感を合わせ持った方

当然のことながら図面というのは最終的にクライアントへ納品をするものです。そのため、図面に間違いがあれば信用問題にもなり大変なことです。[CADオペレーター]には設計士の注文を正確に図面上に表現し、同時にスピード感を持って確実にこなしていくスキルが必要です。
 

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[CADオペレーター]の平均年収は?

会社にもよりますが一般的な平均年収は300~400万円と言われています。ただし、[CADオペレーター]という仕事は実務経験が年収やお給料に直結するため、年収500万円以上を稼いでいる方も数多く存在します。

未経験から[CADオペレーター]を目指す方法

・知り合いの事務所に入る

未経験でいきなり目指すといっても、CAD業界を知らない方には非常に敷居が高いものでしょう。可能であれば、初めは知り合いに建築事務所や機械系の事務所など、CADを用いた設計業務をやっている友人や知人がいれば、そこで働かせてもらうのが1番の近道です。知り合いの事務所へ入社して、そこからノウハウを学び、実際に仕事を覚えて[CADオペレーター]を目指していくという方法があります。知り合いの事務所であれば気兼ねなく仕事ができます、未経験でも尻込みすることなく業務を覚えられるでしょう。この様なかたちで入門できれば、その後の仕事方法はさまざまな方面に派生できますので可能性が広がります。

ステップアップする方法は?

・フリーランスを目指す

[CADオペレーター]で稼げるようになる1番の近道は、フリーランスを目指すことです。事務所で仕事を学び、設計士とやりとりをしながら1つの図面を完成させられるところまでスキルアップができたら、仕事に自信を持ってフリーランスを目指すというのも1つの手です。今や、在宅ワークやフリーランスは新しい働き方として注目を集めています。フリーランスというのは会社に属さず自営業として営業から実際の仕事まで、すべて自分の責任において業務をおこなっていく働き方です。フリーランスのメリットは、自分で頑張った分だけ稼げる働き方です。逆にデメリットとしては、今まで会社全体でおこなっていた業務を自分1人でこなし、責任もすべて自分にかかってくるということです。それでも金銭面の伸びしろや仕事の裁量の自由さなど、フリーランスになることのメリットは非常に大きいでしょう。自身のステップアップとしてフリーランスを目指すというのも選択肢の1つかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
[CADオペレーター]という仕事は非常に楽しく、やりがいもある仕事です。少しでも興味のある方は今回の記事を参考にしていただき[CADオペレーター]を目指してみるのも良いのではないでしょうか?
 

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