【製造のお仕事】ライン作業ってどんなお仕事?作業内容や評判をまとめて解説!

工場のお仕事では必ずと言っていいほどあるのがライン作業。ベルトコンベアで次々運ばれてくる部品をはんだ付けなどで組み立てて行くものから、車のシャーシの溶接や食品加工まで、実に多様な生産ラインが日本の製造業界を支えています。少しずつ機械化が進んでいる分野ではありますが、まだまだ人が直接作業しなくてはいけない製品・現場が多いのが現状です。今回はそんなライン作業について、様々なお仕事内容のご紹介と、働く上でのメリット・デメリットなどの評判をまとめてみました。ぜひお仕事選びの参考にしてみて下さい!

【工場のライン作業はどんなお仕事をするの?】

大まかに言えば、1つの製品を完成させるために、製造ライン上に流れてくる部品や製品の一部を組み合わせて完成品にしていくのがライン作業です。「ライン生産方式」と呼ばれ、製品完成までの作業工程ごとに担当を分け、一連の流れをそれぞれ別の人が担当することで生産効率を高めており、同一製品の大量生産に向いている製造方式です。製造ラインは一定の速度を保って流れてくるため、自分の作業ペースをラインのスピードに合わせる必要があります。扱う製品によって作業が大きく変わるのも特徴です。それでは、ライン作業で扱う製品はどんなジャンルのものがあるのか見てみましょう。

1.自動車関連のライン作業

自動車はライン作業で製造される代表的な製品です。自動車は2万点を超える部品数と約250の作業工程があると言われており、それぞれ製造工場や組立工場などで、様々な工程の多くを複数のライン作業が担っています。各工場では工程に応じて、ロボットと人がそれぞれ得意とする分野を担当しています。人が主に担当する作業として
・細かい部分の溶接
・塗装ムラの直し
・エンジン製造
・自動車部品の組立て、取付け
・検査
などが挙げられます。担当する工程によっては溶接などの技能が必要だったり、重いものを運んだりすることがあります。雇用はかなり安定しており、期間工に代表される高待遇のお仕事や、正社員への登用も積極的に行われています。

2.ケーキ、パンなど食品関連のライン作業

食品製造もライン作業が活躍している分野です。肉や魚などをカットしてパッキングする工場から、原料加工から製造、出荷までを行う工場までたくさんのライン種が存在します。基本的には1つの工場内で出荷できる状態まで加工しています。コンビニのお弁当なども、ライン作業でそれぞれの具材を順番に詰め、包装まで行った後出荷されています。他の製造系ライン作業と大きく異なるのは衛生面への配慮。髪の毛などの異物が混入しないよう、作業員は手袋やマスクの着用はもとより、作業着として顔の前面しか露出しないクリーンスーツを着込まなくてはいけない職場も多くあります。また、冷凍系の食品工場では低温かつ出荷業務で、力仕事が必要とされる場合もあります。

3.電子部品のライン作業

こちらは細かい作業が必要な、組立てが主となるライン作業です。座りながら作業する職場が多いのも特徴です。ハンダや小さいドライバー等で、流れてくる基盤などに電子部品を組み込んでいきます。細かい部品の取り扱いが多いため、女性が活躍している現場でもあります。製造環境のクリーンさにとても強い配慮がなされる場合があり、製造する電子部品によっては就業前にクリーンスーツを着た上でエアーシャワーを浴び、作業場はクリーンルームとしてミクロ単位のゴミも入らないよう徹底的に管理されている職場も存在します。

4.化粧品のライン作業

化粧品のライン作業では、化粧品そのものの製造ではなく、容器詰めやラベル貼り、検品や包装・梱包など出荷直前の作業を主に担当しています。特殊な作業や重量物を扱う必要がなく、取り扱う製品も馴染みやすいものが多いため、女性が多く活躍している現場です。

【経験者あるある】ライン作業はここがきつい!

1.休憩が取れない

ラインは自分の意志に関係なく次々と流れます。また、自分のところで作業が止まってしまうとライン自体が止まり、周囲の人に迷惑がかかってしまうこともあります。休憩時間はもちろん勤務時間に応じてありますが、自分のペースで一休みを入れながら作業できる環境はまずないと言っていいでしょう。なかなか勤務中にトイレに行きづらいのも大変な点です。

2.スピードについていけない

ライン作業は常に製品が流れて来るため、常時手を動かして処理をし続けないといけません。慣れてくれば効率的な動きもわかり対応もしやすくなりますが、それまでは目の前の作業に追われることになります。連続した動きが苦手な人には厳しいかもしれません。

3.体力的にきつい

ライン作業は担当する製品と作業によってはちょっとした重量物を連続して運んだり、ずっと立ちっぱなしだったりすることがあります。このため体力のない人には厳しい環境となることがあります。自動車の裏側のチェックや部品の取り付けなどでは見上げる体勢で作業を連続して行うため、首や腰を痛めやすいとも言われています。また、作業に重労働がなくても扱う製品(特に食品)によっては作業場が低温で維持されているところがありますので体調を崩しやすく、自己管理が重要です。

4.作業が単調

ライン作業は慣れてしまえば基本的に連日同じ作業の繰り返しになることがほとんどです。このため一つのお仕事内で様々な作業にチャレンジしてスキルアップを図りたかったり、人とコミュニケーションを多く取ったりしたい人には不向きと言えるでしょう。

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【経験者の口コミ】実は楽なポイントも?

1.作業が楽

これは単調な作業としてきつい点でも挙がりましたが、人によっては逆にメリットになり得るポイントのようですね。
“未経験の仕事だったが同じ繰り返しなので、早く慣れることができる”(50代・男性)
“難しい作業がないので、仕事のことをあんまり考えなくていいのが楽だった”(20代・女性)

2.体力的に楽

職場によって大きく変わるのがこの点です。きつい現場はその分お給料が良いことが多いので個人の考え方によりますが、体力面に不安がある人でも働くことができるのはライン作業の魅力ですよね。
“簡単な箱詰めだけで力はほとんどいらなかった。その分というか、作業にはスピードが必要”(40代・女性)
“座って組立作業をする職場だったので、身体はあまり疲れない。目が疲れます”(30代・女性)

3.人間関係が楽

お客様の対応などが無く、対面でのコミュニケーションが少ないのがライン作業。周囲の同僚とトラブルにならない程度のやり取りさえできれば後は黙々と作業できるのは魅力です。
“上司に面倒くさい人はいたけど、そこさえやり過ごせばあとは一日ほとんど話さなくていいのは正直ありがたい。”(20代・男性)
“おしゃべりしてる暇はないし、自分の仕事さえちゃんとやれてれば良いので気楽でした”(20代・男性)

4.コツさえ掴めばとても楽

同じ作業の連続が基本なので、自分の中でコツを掴んでしまえばあとは楽勝、という意見もありました。繰り返しの作業が苦にならない人にとっては天職になるかもしれません。
“慣れれば身体が作業を覚えるので、考え事をしながらでも作業できる”(30代・男性)

【世代別・工場のライン作業がオススメなポイント】

1.高校生

・時給が高い
高校生のアルバイトとしてポピュラーな飲食業や接客業などと比べて、比較的高い時給が見込めるのが工場勤務です。ライン作業も担当業務によりますが、高校生歓迎の条件でも時給が1,000円を超える求人も多く見受けられます。作業も単純なものが多いので、アルバイトが初めて!という方でも比較的馴染みやすいお仕事と言えるでしょう。また、食品系の工場では廃棄や余ってしまった食品を働いている人たちに分けてくれるところもあります。

2.大学生

・シフトの融通が利く
大学生は働ける時間が授業後だったり、試験シーズンは休みがちになるなどシフトに影響するイベントが定期的にあるのがアルバイトをするにあたって難しいところですが、ライン作業は24時間稼働の工場など、シフトに融通を利かせやすい勤務先があるのも特徴です。もちろんシフトにはたくさん入れた方が現場からは重宝されますが、相談しやすいバイト先のほうが長く続けられますよね。求人情報にシフト関連の条件は書かれていますので、応募する際によく確認し、面接の時にも担当者にしっかり聞くようにしましょう。

3.女性

・重いものを持たなくていい
食品や化粧品などのライン作業では、作業で取扱う物品が細かかったり、軽かったりするものが多いので、非力な女性でも活躍している職場がたくさんあります。男性と比べて女性は指が細く、細かい作業に向くため、女性が活躍している職場であることをアピールしている求人も多いです。職場に女性が多いと分かれば、安心して応募もできますよね。

4.シニア

・単純作業が中心
覚えることがたくさんあるお仕事で未経験だと、慣れるまでが大変です。その点ライン作業では一定作業の繰り返しが多いので、新しいやり方をいっぺんに覚える自信がない…というシニアの方でも適応しやすいお仕事ではないでしょうか。職場環境は担当するお仕事によって様々ですので、体調管理は気を付けたいポイントです。

【ライン作業の面接時に気を付けたいポイントやよくある質問】

・面接時に注意すること『服装編』

工場内では、製造系なら作業着が貸与されたり、食品系であればマスクやエプロン、場合によってはクリーンスーツなどが制服として貸与されるので、個人の服装にはこだわらないところが多いです。しかしながらライン作業では顧客に届く前の製品を扱うことがほとんどのため、日頃からの清潔感はチェックされるポイントになるでしょう。求人に応募して面接となった際は、服装や髪の毛などは清潔にし、工場内での作業に支障をきたす人物ではないことをきちんと服装でアピールしましょう。

・面接時に注意すること『受け答え編』

職場での対人コミュニケーションは比較的少ないのがライン作業とは言え、周囲との連携が取れないようでは作業トラブルの元になります。全ての基本である挨拶含め、面接時も相手の話に対して自分で考え、慌てずにきちんと返答することを心がけましょう。相手の目を見て話すのが苦手な人は、あごや襟元を見て話すようにしてみましょう。ちゃんと相手の顔を見て話している印象を与えられます。

・面接時に聞かれやすいこと

アルバイトの面接時は、過去に工場でのお仕事経験はあるか、どれくらいシフトに入れるのかが多く聞かれます。過去に工場勤務やライン作業の経験があれば担当していた業務について伝えましょう。即戦力としてのアピールになります。学生や主婦の場合は月に働ける時間の上限などがそれぞれありますので、その点に関しては希望をしっかり伝えるようにしましょう。事前にどれくらい働くことができるのか計算して、手帳などにまとめておくと話がスムーズに進められます。また、お仕事についての詳しい説明も面接の時にされるはずですので、自分がどんな作業をすることになるのか、疑問を感じたところや力仕事の有無など、気になるところは必ずその場で面接の担当者に確認するようにしましょう。

以上、様々なライン作業のお仕事内容とメリット・デメリットについてご紹介しました。ジョブティではお住まいの地域からお仕事を探すことができます。ぜひライン作業のお仕事に応募する際の参考としてみてください!

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