【接客のお仕事】わかりやすい、食品スーパーのお仕事解説!

2019.12.12掲載
接客のお仕事関連

日々の生活の中で消費されているたくさんの食品に囲まれた職場です

あなたは、食品スーパーを週に何回くらいご利用していますか?もしかしたら、毎日ご利用しているというヘビーユーザーの方もいるかもしれません。それくらい、食品スーパーというのは、現代人にとって身近な存在です。実は食品スーパーは奥の深い世界です、食品スーパーの細かい部分については、世の中の人々にあまり知られていない部分があると思います。今回は、そんな食品スーパーのお仕事の様々な点についてご紹介していきます。

【食品スーパーの業務とは】

食品スーパーの仕事は、主に商品販売と商品管理に関わるお仕事の二つに大きく分類できます。

・商品販売

実際の商品の販売は基本的にお店が開店してから来店したお客様に対して行うことになりますが、それ以外にも商品の陳列や清掃、売場の作成など開店前後に行う業務がたくさんあります。特に売場ではポップの有無などで売れ行きが変わることがありますので、

・商品管理

食品スーパーは扱う品数も多く、商品発注から搬入、在庫管理、棚卸しとバックヤードでのお仕事がたくさんあります。担当は細かく分けられており、生鮮食品の担当者は更に鮮魚・精肉・青果と専門の担当が立てられることが多いです。また、マネージャーはアルバイトの勤怠管理や売上の管理など、店舗運営に関わる業務を行います。

鮮魚、精肉の売場では、商品を美味しそうに並べるテクニックを学べます

【食品スーパーの仕事に必要なことは】

食品スーパーの仕事においては、その日の天候や、気温や、テレビ、インターネットなどのさまざまな要因により買いたい商品が変わる、来店されたお客様に対して商売をしていますので、日々「今日は何が求められているか」を予想し、日々変化に対応していくことが必要です。

【食品スーパーの仕事のやりがい】

全ての人間にとって日々の食事は、とても大切なものです。適切な発注を行って、来店する多くのお客様に対応する食品スーパー店員の働きは社会のインフラ的な役割も大きく、だからこそ大きなやりがいのある仕事だといえます。

【食品スーパーの仕事現場の様子や、役割などについて】

・食品スーパーの現場

来店するお客様の日常の食生活を支えるため、水産鮮魚部門、青果部門、精肉部門、惣菜部門、日配部門、レジ部門、グロサリー部門などの様々な仕事をしています。

・食品業界

食品業界の中での食品スーパーの役割は、地域の人々に密着化して、来店するお客様の毎日食べる基本食材を供給することです。
 

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より多くのお客様に気持ちよくお買い物していただけるように考えて働くことが大切です

【食品スーパーの仕事に向いている人】

・1つずつコツコツと作業することが得意な人

食品スーパーでは様々な部門担当制になっており、そこで与えられた自分の役割に対しコツコツと取り組めることが必要です。

・効率よく正確に仕事ができる人

食品スーパーでは日々お客様が今日は何を求めているか予想し、変化に対応することが求められます。お客様の購買意欲を刺激する売り場づくりに興味があり、商品の並べ方、お客様への気配りなど気遣いができる人は向いています。

【スキルアップに励み、資格を取得する】

『食品衛生責任者』の資格を取得するには、費用1万円で各自治体により行われる6時間の講習を受講し、修了証書を受け取り、自治体に申請し任命されることが必要です。ただし、医師・薬剤師・調理師・食品衛生管理者などの資格を取得している人は、上記の講習などを受けなくても、食品衛生責任者として認定される可能性があります。

野菜によっては傷つきやすいものもあります。売場に並べる時は慎重に丁寧に行なっています

【食品スーパーの給料】

食品スーパー社員の平均年収は450万円前後となっています。しかし、それぞれの食品スーパーの企業の経営スケールによる違いが大きくあるため、上記の数字と大きく異なることがあります。食品スーパーの世界には、大きなスーパーのチェーン店から、個人経営の小さなスーパーまでいろいろな形式の店があり、大きな上場企業の管理職になればなんと年収800万円超えの方もいます。地方の小さなスーパー勤務であれば、正社員でありながらも年収300万円台程度にとどまってしまうこともあるとされます。したがって、食品スーパー社員の仕事は、所属する企業により昇給や基本給、ボーナス、アルバイトであれば時給などが左右されやすいのが特徴といえます。

【食品スーパーの仕事に受かりやすい志望動機】

もし以前に食品スーパーでのバイト経験がある場合は、すぐに即戦力として働けるか否かが志望動機で採用者にチェックされる点です。だから、食品スーパーでのバイト経験をアピールする志望動機を答えると有利になる可能性が高まります。食品スーパーのバイトを経験したことがない人は、過去に経験したことのある他職種のバイト経験を、食品スーパーの志望動機にからめて、その経験を食品スーパーに就職したあかつきには上手く使っていきたいとアピールすることが重要です。また、採用者の方があなたと一緒に働きたいと思えるか、あなたが前向きな目標を持って働こうとしているのかなどもあなたの人柄の判断材料になるところです。もしあなたが以前に食品スーパーでのバイトを未経験の場合は、自分自身をアピールすることも大切になってくるといえます。

・食品スーパーの仕事をする場合に資格を取得したほうが良い理由

アルバイトで働く場合には必ず資格を取得しなければいけないわけではありません。未経験でも学ぼうという姿勢と慣れが重要です。正社員で働くことを考えた場合、資格の取得は視野に入れるべきでしょう。食品スーパーの会社によっては、正社員の場合内定後の入社までの間、または、入社後1年間以内に販売士3級試験の合格を義務付けているところもあります。また、食品スーパーの店員は経験を積むことで主任や店長といった責任ある立場を任されます。そして、店舗管理にかかわる全般的な知識が問われる販売士1級は、社内で管理職に上がる際には評価の一つとなるでしょう。

スーパーに来るお客さんには、自然と笑顔で接することができるようになりました

【まとめ】

・食品スーパーのお仕事では、日常の変化への対応が重要です。

・未経験歓迎の多い業界です。

・食品スーパー社員の平均年収は450万円前後ですが、大企業と中小企業では差があります。

・面接時の志望動機では、過去のバイト経験、未経験でも自分自身のアピールが重要です。

現代日本社会において、地域密着で美味しく安い食品を提供している食品スーパーはとても有益なものであり、人々の生活になくてはならない存在になっています。また、たくさんの求人情報も出ています。この記事を読んで一人でも多くの方々が食品スーパーの仕事に興味を持ち、地域社会の貢献に関わってくれたら素晴らしいことです。
 

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