【製造のお仕事】わかりやすい、組立・検査のお仕事解説!②

今回は工場で行われている組立・検査のお仕事内容について紹介します。
組立や検査は言葉から大まかなイメージは掴みやすいと思いますが、実際どんな作業を行うかは現場に行ってみるまでわからない部分が多いのではないでしょうか。
そんな組立・検査について解説します。お仕事選びの参考にしてみてください。

【組立のお仕事】

製造工程で出来上がった部品を組み立てる仕事です。基本的にはライン作業となり、流れてくるパーツや部品を、自分の担当する箇所に接合し次の工程の担当者に流します。工場によってはクリーンルームで宇宙服のようなクリーンスーツを着て組立をすることもあります(半導体工場など)。その場合でも空調は効いていることが多いので安心してください。組立とはいえ工場で扱う製品によって内容は多種多様です。中でも需要が多いものとして自動車の組立、電子部品の組立などがあります。今回はその二点についてもう少し詳しく説明します。

・自動車

自動車は扉から内装まで大小様々なパーツで構成されており、ロボットだけでは対応しきれない細かな組立作業もあるため人の手による対応が必須です。外板をプレス・溶接・塗装した後に、各工場で生産された部品を取り付け、自動車を組み立てていきます。担当する部品によっては多少の力仕事となることがあります。

・電子部品

電子部品を組立てる場合は全体的にやや細かい手作業が要求されます。説明書(図面)をわたされ、ケーブル同士を繋いだり、はんだ付けなどで細かな電子部品を組み合わせたりする作業です。現場では図面の見方も丁寧に教えてくれますし、やる気のある人なら電子系の知識も身につけられます。電気工事士の資格などを取得する際に有利になる程度には経験を身に付けることもできるでしょう。また、溶接したり重いものを運んだりといった危険を伴う作業は基本的に担当しないため、女性も活躍しているお仕事です。

【検査のお仕事】

検査は、組立時や機械で認識できなかった汚れや組立ミスを目視で見つける仕事です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、特別な技術や資格がなくてもチェック項目は工場側で綿密に作られており、その内容に沿ってお仕事ができれば問題ありません。また、多くの場合は見本となる正規品があり、それと比べながらチェックを行います。中には簡単な分析器具を使って物性試験をすることもありますが、この場合も必ずマニュアルが用意されています。ベルトコンベアによる流れ作業でない場合は、ひとつのテーブルに複数人が集まり、手作業で検査を行い、合格した製品が順次運ばれていきます。

【組立・検査のお仕事のやりがい】

・製造業の最前線で仕事ができる

世の中には様々な製品が日夜生まれていますが、その全ては工場で製造され、組立・検査の工程を経て消費者の元へと送られます。組立・検査は製造側の最終工程であり、ものづくりの最前線に関わることになるため、自らの仕事に対する社会的な意義を感じることができます。自分の関わった製品を日常で見かけられたら、嬉しいですよね。

・キャリアアップが狙える

どこの工場でも熟練の技術者は引く手あまたの状態です。特に製造業は、一つの作業の経験を積めば積むほど正確さと作業速度・効率が上がっていくお仕事ですので、長く続ければそれだけ自分のスキルも付いていきます。企業によっては正社員登用を積極的に行っているところもあり、経験をその後のキャリアに活かしやすい職場です。


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【工場で働く上での注意点】

・工場へのアクセス

最寄り駅から徒歩圏でいける工場は珍しく、送迎バスで10分から30分程度かかります。自動車通勤を許可している工場も多いですが、大きな工場ですと出入りのチェックも厳しく行っており混雑します。時間には余裕を持って動くようにしましょう。

・怪我

特に組立作業の場合気を付ける必要があります。重いものを運んだりする時はもちろんですが、移動時に作業台や機器にぶつかったり、工具で手を挟んでしまったりなど、怪我の原因となるものが工場内には少なくありません。足元や手元には気をつけて移動・作業するようにしましょう。

【組立・検査のお仕事に向いているのはこんな人】

・忍耐力のある人

組立・検査どちらも決まった作業を延々と続けるのが基本です。一つのことをコツコツ続けられる、忍耐力のある人はこのお仕事に向いています。

・細かい作業が苦にならない人

組立・検査の両方で、細かい部分への作業があります。取り付け位置が少しでも異なると完成しない製品もありますし、流れ作業では作業ミスがあると自分の所属するラインのコンベアが止まって全体に迷惑がかかってしまいます。手先が器用でしたり、細かい作業が得意な人は慣れるのも早いでしょう。

・責任感のある人

検査を終えた製品は基本的にそのまま納品されることになるので、顧客に一番近い立場で製品を送り出すことになります。この段階で見逃しが出てしまうと、クレームや企業の信用に傷が付く場合があります。このため自分の仕事に強い責任感を持って向き合える人は歓迎されます。

 

【工場のお仕事であると有利な資格】

工場では組立や検査以外にも多くのお仕事があり、それぞれに専門資格があることがほとんどです。それだけ学ぶことが多種多様な、奥が深い業界であると言えます。またその全てが工場内で何かしらの関連性があるため、やりたい仕事とは関係なかったとしても持っているとキャリアアップに繋がります。そのうちいくつかの資格をご紹介します。

・危険物取扱者

工場内では様々な燃料や薬品が使われています。危険物への知識を持っているといないとでは安全管理や対策への意識が大きく変わりますので、実際取り扱う業務でなくても歓迎されます。扱う危険物の種類によって資格は別れており、(乙種6類、丙種1類、甲種は全種類)それだけ専門性が高い資格です。

・フォークリフト

工場勤務の場合、あればどこでもお仕事ができるくらい需要の高い資格です。
1t以下の運搬用フォークリフト運転資格であれば最短19時間の講習で取得できます。

・機械保全技能検定

機械のメンテナンスのスペシャリストとして認定される国家資格です。整備対象となる機械別に、機械系保全作業・電気系保全作業・設備診断作業の3種に区分されています。

【まとめ】

組立・検査のお仕事は、未経験だとしても応募できる求人がたくさんあります。製造業界で組立・検査は製品の完成から出荷まで、ものづくりの現場で必ず必要になる工程であり、需要も高くやりがいもあるお仕事です。働き方も時給のアルバイトから期間工・正社員と幅広く、業種によって勤務環境も大きく変わるため、自分にあった働き方を選べるのも魅力の業界といえるでしょう。


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