「調理補助」とはどんな仕事?

2023.08.02掲載

「調理補助」とはどんな仕事?

皆さんは、「調理補助」という仕事をご存知でしょうか?
“調理”というワードから何となく料理をするのかな?とおおまかな想像はつくかと思いますが、「具体的にどんな作業内容なのかわからない」「どのレベルまで求められるの?」「自分にもできるの気になる!」という方もいらっしゃると思います。

今回は、「調理補助」の詳しい仕事内容や魅力、やりがいついて解説します。

「調理補助」は料理や食品調理のサポート役

「調理補助」とは、一般的にレストランやホテル、食堂、学校給食、病院、介護施設などで提供される料理や使われる食品の調理をサポートする仕事です。

食材の下準備やカット、洗浄、調味料の取り出し、調理器具準備など料理人の業務がスムーズ
進むようサポートしたり、食品の品質を保つために衛生規則を尊守し、調理場の整理整頓などを行ったりします。
また、料理の盛り付けや出来上がった料理の配膳を担当することもあります。
滞りなく美味しい料理を提供するために、「調理補助」は重要な仕事なのです。
一言で「調理補助」と言っても、働く場所によって作業内容は様々です。

例えば、ホテルでの調理補助の仕事内容は、ホテル内のレストランや宴会場で提供される料理の準備や調理を補助することです。
具体的な仕事内容は…

● 野菜や肉、魚など食材を洗い、切ったり皮を剥いたりして料理人が使用しやすいよう状態を整える。

● 調理器具や調味料の準備をし、必要な器具や調味料を料理人に手渡す。

● サラダや前菜の盛り付けなど簡単な料理の盛り付けを担当する。

● 料理が完成したら、料理人から料理を受け取りお客様のもとに運ぶ配膳の補助を行う。

● 調理場や調理器具の清掃を行う。衛生規則を遵守し、食品の品質と安全を確保する。

● 在庫の管理や賞味期限のチェック、食材の仕入れを担当する。

ホテルでの調理補助はチームプレイが重要となり、忙しい環境の中料理人と協力して素早く美味しい料理を提供する役割を果たしているのです。

次に、学校給食での調理補助です。
児童や生徒に栄養バランスの取れた食事を提供するために、学校で出る給食の調理をサポートします。
具体的な作業内容は…

● 野菜や魚、果物など食材を洗浄したり切ったりして、調理に適した状態に整えたりと下準備をする。

● レシピに従って必要な食材や調味料の分量を計量する。

● 調理に必要な調理器具や調味料を用意する。

● 調理担当者が調理をしている間、調理がスムーズに進むよう調理器具を手渡したり必要な食材の準備を補助したりする。

● 完成した料理を給食カウンターや食堂での配膳するための準備を行う。

● 児童や生徒が使用するトレイに食事を盛りつける。

● 調理場や調理器具の清掃を行い、衛生規則を遵守する。

● 児童や生徒とコミュニケーションを取り、食事時間を楽しく過ごせるようサポートする。

● 食材の在庫管理や、必要時には調達を行う。

学校給食での調理補助は、子どもたちの健康と成長をサポートする非常に重要な仕事であり、栄養バランスの取れた給食を提供することが必要となります。
時には子どもたちとのコミュニケーションを取り、子どもたちが楽しんで食事をとっているか、好き嫌いをしていないか見守ることも重要になってきます。

次に、介護施設での調理補助です。
高齢者や身体障がい者などの入居者に健康的で栄養バランスの取れた食事を提供するために、介護施設のキッチンや食堂で調理業務をサポートします。
具体的な作業内容は…

● 野菜やお肉、魚などの食材を洗浄したり切ったりと、調理に適した状態に整える。

● 必要な調理器具や調味料を用意する。

● 調味料や食材を必要な分量計測し、レシピに従って準備する。

● 施設の栄養士や調理担当者が調理をしている間、調理器具を手渡したり食材の準備をしたりと周りでサポートする。

● 料理が完成したら、入居者の食事用トレイに栄養バランスを考えて盛りつけたりと配膳の準備を行う。

● 調理場や調理器具の清掃を行い、衛生規則を遵守する。

● 入居者とコミュニケーションを取り、食事の希望や要望を聞く。

● 食材の在庫管理や必要に応じて調達を行う。

介護施設での調理補助は、入居者の健康維持や快適な生活をサポートするための重要な仕事です。
こういった施設では一人ひとり摂取可能な塩分量や咀嚼できるものの硬さが異なり、細かく決められていることが多いので間違わないよう集中して行う必要があります。
温かい心遣いとチームワークが求められる仕事になります。

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 ■ 調理補助の魅力は?

● 食材の下準備や調理の補助など、完成までのプロセスに直接関わることができ、達成感ややりがいを感じることができます。

● 料理の盛り付けやデザイン、季節に応じたメニューのアレンジなど、創造性を発揮・磨く機会があります。食材や料理のバリエーションを考えることで、新しいアイデアを試すことができます。

● 食材の特性や調理方法、衛生管理方法など料理に関する知識を身につけることができます。

● レストランや学校、福祉施設などで多くの人々に食事を提供することにより、社会貢献に繋がります。人の健康や幸福感に寄与するやりがいを感じることができます。

● 食に関する業界は常に求められる仕事であり、需要が持続的です。調理のスキルや経験は、さまざまな場所や環境で活かすことができます。

料理は仕事以外に自分の生活にも直結することなので自分の料理の腕が上がるなど、私生活の彩りを豊かにします。

■仕事のやりがい

調理補助の仕事には次のようなやりがいがあります。

1. 調理補助は料理人や他のスタッフと協力して料理を準備し、提供する役割を担っています。お客様や利用者が料理を美味しいと楽しんでいる姿を見ることで、自分が携わった料理が誰かの喜びに繋がったという実感を得ることができ、達成感を感じられます。
2. 料理人や他のスタッフとはチームとして調理場を運営するので、メンバーと一丸となって仕事をすることで仲間との絆を感じることができます。
3. 料理の盛り付けやデザイン、食材のアレンジなどで創造性を発揮する機会があります。新しいアイデアを取り入れたり、オリジナルの料理に挑戦したりすることで自分の個性を表現することができます。

調理補助は、料理と人との繋がりを通じて、やりがいや充実感を得られる仕事です。
調理をすることに情熱を持ち、チームワークとサービス精神を大事にする方にとって特に魅力的な職業と言えるでしょう。

■「経験」や「専門知識」がなくても大丈夫?

「調理」と聞くと外国の名前の長い料理や専用の火力の強い調理場を思い浮かべて、「自分は家庭料理しか作ったことがないし仕事にするのは難しそう…」と不安に思う方もいるかもしれません。

一般的にはある程度の基本的な知識や経験が望まれること多いです。(一部豊富な経験や専門的な知識を必要とされる場合もあります)
例えば、野菜の切り方や肉の下ごしらえなど食材の扱い方や調理方法、調理器具などの使い方について基本的な知識があればスムーズに仕事が進みます。
また、調理の場において衛生管理は非常に重要になります。これを怠ると食中毒を引き起こすなどのリスクがあるため、最小限に抑えるために調理場や調理器具の適切な清掃方法や衛生対策などの知識を身につける必要があるでしょう。

ですが、未経験者や初心者でもチャンスを掴むことは可能です。
経験を積むためにアルバイトをしてみたり、本格的に調理の基礎から学ぶ意欲がある方は調理学校に通ったりすることで必要な知識とスキルを身につけることができます。

■まとめ

調理補助は、飲食業界において作業をスムーズに進めるために必要且つ重要な仕事です。
「食事」は人の体・健康に直結するため、その重要性を理解し衛生面や調理に関して不適切な点はないか集中して仕事に取り組む必要があります。
未経験から就業できる案件もあるため、働きながらスキルアップや経験を積みたいと考えている方におすすめです。
そして、前述で説明したとおり、食の業界は常に求められる仕事であり、需要が持続的です。一度スキルを身につければ、様々な場所で活躍することができるので職業選択の一つとするメリットがあると言えるでしょう。

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